INTERVIEW 13

暮らす場所としての青梅
理想の住まい・店舗を叶える工務店

清水 有二
藤野 桃子

  • ゆったりとしたライフスタイルを

    「のんびりしている人が多いですね」。青梅市に工務店を構え、多くの家づくりに携わってきた清水さんと藤野さんに青梅に暮らす人の印象を聞くとそう口を揃えた。都心に比べ広い敷地、住まいでゆったりと暮らせる環境も影響しているのかもしれない。

    「一軒家の醍醐味である庭や駐車場のある家に住みたい人が集まっていると思いますね。通勤に便利、駅に近いところがいいと思うより、畑をやりたい、マイカーを持ちたいという人が多いと思います」と清水さんが言うと、「多少不便な場所だとしても、そんなことは関係ないというくらい皆さん楽しく過ごされていますね」と藤野さんが付け加えた。

     自然を感じながら送る日々の生活

    青梅市は不便さをカバーできる魅力がある。その一つが豊かな自然だ。「シンプルですが自然の中で暮らしたいという移住理由が一番多いですね」と藤野さん。MOPTOPに新築やリフォームを依頼するお客さんは、川遊びを楽しむなどアウトドアの趣味を持ち、自然に囲まれたライフスタイルに価値を見出す人が多いそう。「お子様、ご家族と新たな生活を始めたいという方にぴったりです。山が近く、川もすぐそばにあるので、それだけで遊びになって、子育てがしやすいと思います」と言う藤野さん自身も2人のお子さんを青梅市で育ててきた。

    こだわりのマイホームが実現する

    ウッドデッキや薪ストーブ、ハンモックが欲しい、畑、庭いじりがしたい……など、都心では実現しにくい住まいの夢が叶いやすいのも青梅市を選ぶ理由の一つ。「多くの方が庭でバーベキューをやっていますね。クライミングウォール、ガレージのリクエストなんかもあります」と清水さん。

    MOPTOPのお客さんは「ここなら無理を聞いてくれるかな、私の願いが叶うかな」とやってくるのだそう。なかには、自分でも壁を塗ってみたい、板を張ってみたいという人も。「せっかくなら自分の家に興味を持ってもらいたいですし、自分でやったほうが愛着が湧くと思うので、できるだけ一緒に作っていきたいなと思っています」。家への思いが強いお客さんが多く、個性あふれる家をつくるのは楽しいと笑う清水さん。「お客様が喜んでくれるためにこの仕事をしているので、やりたいことが実現できることがやりがいです」。

    地域の人が集まれる場をつくりたい

    江戸時代から昭和まで織物業で栄えた青梅市には、古い織物工場跡地や民家が点在しているが、継承する担い手が見つからないなどの理由から惜しくも解体されることもしばしば。MOPTOPでは解体される家屋の中から、まだ利活用できる古材を懇意にしている解体業者から引き継ぎ、同社が手掛ける新築やリノベーション物件に活用している。

    2024年3月には、事務所近くの元織物工場をおしゃれに変身させ、MOPTOPミーティングルーム『ノコギリ』をオープン。築70年ほどののこぎり屋根の建物だったためその名にしたのだそう。ショールームとしての意味合いももつスペースだが、打ち合わせで使っていないときは多目的に利用する予定。「まだ具体的な内容は決まっていませんが、この辺りにはあまり集まれる場所がないので、せっかくなら地域の人が集まれる場所になればいいなと思っています」と藤野さんは言う。

    Profile

    清水 有二 | 大工
    藤野 桃子 | コーディネーター/広報

    清水さんは東京都出身、40代。小さな頃から大工に憧れ、 “お客様の夢と理想をカタチにする”をモットーに、青梅市で株式会社MOPTOPを経営する。青梅市の好きなところは、山が見られるところ。仕事中屋根に登るときはつい眺めてしまうそう。藤野さんは神奈川県出身、40代。結婚を機に青梅市に引っ越してきた。登山が趣味で、山や川が近く当たり前のように自然体験ができるところがお気に入り。

     

    取材:2024年2月

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